新吹奏楽団創設物語(実録) 第1章

時は…1997年夏、台風の夜に始まり、九州・鹿児島県を舞台に展開中。数多くの吹奏楽団が存在する中、今更なぜ新しい吹奏楽団を創設しなければならないか?我々「アンサンブル南星」のメンバーが送る新吹奏楽団物語です。お付き合いをよろしくお願いします。

第1章
【創設から1回目のコンクールまで(odabooによる記録)】
 平成9(1997)年夏~10(1998)年7月

H9.ある夏の日
私はodaboo、小学生のときより器楽部に入り、中学、高校と吹奏楽部に所属、大学時代より一般バンドに入りパーカッション(打楽器)にて活動、現役(独身時代)は吹奏楽団(一般)団長として全国大会も経験しました……が今は、結婚し、子どもも3人、仕事も忙しく、3年前より音楽活動中止。時々、過去のCDとか聞いて懐かしく思っていました。うーん、社会人でも無理なく活動できるバンドはないものか?……平成9年夏のことでした、それまではホルンの先輩”しーやん”さんと飲んだときに夢見ごこちで語っていた新吹奏楽団の構想を実現に向けて思いたったのは……そして台風が吹き荒れて、仕事が休みの日、「よーし、新楽団を創るぞー」決心しました。さっそくあいさつ文を考え”しーやん”さんほか数名の友人に送ったのでした。(初めの文は過激すぎて”しーやん”さんと検討し、何度か校正をしました、そして完成しました)

H9.10.4
知り合いの音楽仲間に声をかけて発起人会なるものを作ることにしました。5人のメンバー(odaboo・しーやん・ぐち・いなっち・マリン)を発起人とし、新楽団創設の趣旨の確認をおこない、今後の計画を立てる為に、平成9年10月4日発起人会を開催いたしました。(特別参加 はるきち)

H9.10月
発起人会において新楽団への賛同者を集めて、平成9年11月15日に賛同者の会を開催することが決定されました。同時に新楽団の規約を作ることとなり、”しーやん”さんに新楽団規約(案)を作っていただきました。それぞれ発起人の知り合いの音楽仲間に”あいさつ文”と”賛同者の集いの案内文”及び”新楽団規約(案)”を送り、参加者を募りました。約30~40名の方に案内文を送りました。

H9.11.15
賛同者の会開催!な…なんと賛同者の会には30人の方々が集まりました。当初は20人ぐらいかな?と思っていたのですが、うれしい誤算でした。(会場 MEGUMIが狭かった)もちろん、参加を表明した方、不参加せざるおえないとの方もいましたが、みんなが歳を取っても「音楽を続けたい」と思っているのに私も感動しました。社会人(特に既婚者)が吹奏楽を続けることがどんなに困難なことか……ましてコンクールに出ようとは?しかし、私たち発起人はいろいろと検討して、やはり吹奏楽コンクールへの出場は新楽団の目標とすることを誓いました。あいさつ文に詳しくは載っていますが、社会人としてのコンクールへの取り組みがけして無理とも思いません。学生の方にも社会人が「コンクールをこれだけ楽しめるんだぞ」というところを提示したいし、最近の学生のコンクールがマンネリ化し、卒業と同時に音楽を止めてしまうという現実もあります。なにかコンクールへの取り組みが、違うのではないか……やはり、コンクールといえども音楽です。音楽を楽しみ、自分達を表現する楽しさを味わいたい。そして観客とともに感動し、自己満足でもいいから「よーし、やった!」という感動を味わいたく思います。前置きが長くなりましたは、賛同者の会は盛会のうちに終わりました。

H9.年末
いよいよ結団式の期日が決まりました。平成10年1月24日です。皆さんに案内を送り、参加者を募ることになりました。ここまできたら勢いです、実は我々発起人もそれぞれに以前所属していた団体があります。鹿児島には一般バンドそのものがあまり多くありません、鹿児島のディレクターズバンドの様なバンド、高校生から一般まで幅広く所属しコンクールでも輝かしい成績を残しているバンド、地方でも地道に活躍しているバンド、最近著しく成長している高校のOBバンド等いくつかあります。著者odabooもコンクール、演奏会等中心に今まで15年程所属していた楽団があります。残念ながら、結婚し、子どもが3人、仕事も責任ある立場になり、やむなく活動を中止せざる終えないでした。そんな中、私がこの新吹奏楽団の構想を発表し団員を募集するにあたり、以前私の在籍していた楽団の現在のメンバーに、少なからずも誤解を生じていたことも事実です。私の人徳の無さもあるのでしょうが、同じような活動をするのに別の団体を創り、もと所属していた楽団の団員に紹介したのが間違いだったように思います。私としては、個々人の活動をするのに一番適した環境で、そして無理なく活動できるように考え、新楽団の紹介をしたかったのですが……私の配慮が足りなかったようです。しかし、いつかは我々の活動の趣旨をご理解いただけるように、地道にがんばっていき、いい関係で共存できるように努力していきます。さて、いよいよ結団式および初練習です。私、odabooも期待と不安の年末、正月を迎えるのでした。

H10.年始
いよいよ結団式・及び初練習、準備は整いました、後は当日に何人の方が新楽団に参加するのか?それだけが不安です。当日の練習曲はスペインと星条旗、楽譜も購入しました。当日に楽団名、役員を決めなければなりません。新楽団名候補はいくつかあがってきました。役員もあらかじめ本人に承諾を得ました。

H10.1.24
平成10年1月24日記念すべき日、この日は寒く、鹿児島では珍しく雪が降りました。私も仕事場の枕崎市から鹿児島市までの峠がチェーン規制、や・・やばい! チェーンなど鹿児島県人は持っていない、つけたこともない。しかたなく遠回り、それでも雪がやばくて恐い思い(まじで恐かった)をしながらも、1時間後れで鹿児島市についたのでした。あいにくの雪で参加予定者の2~3人は来られなかったようです。結団式!うれしいことに、19名の参加がありました。役員・規約・内規 はすんなり決まりました。しかし新楽団名称がなかなか決まりません。候補をどんどん絞ってついに決定!

「アンサンブル南星 (なんせい)」

参加の意志を表示された方(当日欠席者含む)26名

まだ、名前に馴染めないがそのうち慣れるでしょう。その後初練習、いい演奏とは言えないながらも、全員生き生きとした練習ができたのではないでしょうか! 私は個人的に非常に感動し、何かしら感傷にふける思いでした。……もちろん、練習後は我らがMEGUMIで打ち上げ! HAIテンションで盛り上がりました。

H10.2.7
合奏練習 12名参加、スペイン、星条旗、ポップス1曲、初練習の余韻に浸るまもなく、いろいろ大変です。お金もない、練習会場も探さなくてはならない。しかしそんな苦労は事務局長の”しーやん”さんが一手に引き受けてくれている。ありがたい !

H10.2.21
合奏練習 16名参加、ディスコ・キッド、今年の自由曲候補にディスコ・キッドがあがっています。77年度課題曲で我々の世代の方は、本当に懐かしく思われるのではないでしょうか?私も中学3年のときの課題曲でした。今年は「アンサンブル南星」にとって記念すべき初コンクールになる予定です。楽しくいきたいものです、そして吹奏楽の楽しさをみんなに伝えたいと思っているのですが……まだ決定ではありません

H10.3.14
合奏練習 17名参加、ディスコ・キッド、本日より新しい仲間が2人増えました。ホルンの馬渡君、アルトクラの…名前を忘れた。馬渡氏は仕事と家庭の関係で10年ぶりぐらいのカムバックだそうです、私が知っているのは高校生時代の彼です(あの頃からすると歳を取ったなー)懐かしく会話ができ、彼とまた音楽を共にできるとは、この楽団を創ってよかった!と思えるのでした。練習は本日もディスコ・キッドでした。練習初めにとおった時は、どうなるかと思われましたが……最後のとうしはわりとよかったかな?しかしみんな持久力がないようです、私はパーカスなのであまり感じませんが、みな「くちびるが、痛い、筋肉が笑ってしまう(?)…」などと言っていました。次回の練習では課題曲が来ているかな、今年の曲はどうなのだろう?

H10.3.25
課題曲が郵送されてきました、まずは第一印象、どの曲も小編成でもできるように書かれており安心しました。しかしどの曲もむずかしいなーと感じているのは私だけではないと思います・・Ⅳは別としてⅠⅡⅢともにとっつきにくい曲です。Ⅳも実際演奏するとなると、どうなるものか?今の私としてはⅠかな?と思っておりますが、どうなることやら…不明です。あさっての練習が楽しみです。実際4曲とも演奏してみるつもりです…できればよいが…・

H10.3.28
合奏練習12名参加。課題曲の初練習です。4番から1番3番2番とやりやすい順番にとおってみました。4・1は問題ないようですが、3はシンコペーションの扱いが難しいし、臨時記号が多すぎる。2はリズムがとりにくい、日本人は8分の6はとりにくいのです…と言い訳しながら、あきらめました。ひととおりとおってみましたが、我々の練習時間から考えて1・4しかない、しかし4はみんな(団員)がしたがらない、となると課題曲は1に決定となりました。(こんな単純でいいのか…!)とりあえず今年のコンクールは、課題曲1(童夢)自由曲”ディスコ・キッドと決定いたしました。さーあと練習も8回ほどしかない(月2回が原則だから)がんばりましょう。

H10.4.10
世間では花見が盛りです。odabooも花見大好き人間です…飲めれば何でもいいのだが(^_^メ) 明日の練習は中央公民館です。すでに何人かの欠席の連絡が入っています、月2回の練習ですがなかなか皆の都合がつかないようです…うーん、社会人の集まりも難しいものです。月2回にすると1回の濃度が高くなり、練習の意味合いも大きくなります…欠席は痛いですが、仕方がない面もあります。今はいろいろ試行錯誤です、明日の練習が皆(大勢)集まりますように!

H10.4.11
合奏練習19名参加、課題曲、自由曲。本日より新たな参加者が3名増え、合計で30名程になりました。各パート人数がそろって、なんとか形になってきたように思います。本日の練習ではトラブルがありまして……楽譜を持っていた方が都合で遅れてきました、あってはならないミスですが、今後の問題提起となりました。いろいろあります、がんばっていきたいと思います。

H10.4.18
合奏練習21名参加。初めて20人を超えました。やはり人数が多くなると練習も楽しくなります。本日の練習は課題曲の童夢とディスコキッド、童夢は感情をどう表現するかが難しいように思います、ディスコキッドにはドラムが入り、ぐっとしまってきました。さて次回の練習は5月16日です、約1ヶ月も空いてしまいます。本日の練習で出来たことが次回までキープできるでしょうか?月に2回の練習では本当に大変です・・・しかし、団員が無理なく活動できるように、この精神だけは変えないように思っています。余談ですが、練習が終わってから団員8人で鹿児島の繁華街「天文館」へ繰り出しました、練習が楽しいと、夜も盛り上がります。1次会行って、2次会行って、ラーメン食って、帰ったら4時前でした・・・ちゃんちゃん!

H10.5.3
結婚式がありました。以前所属していた団体のクラリネット奏者(女性)です。とても素晴らしい式(お嫁さんがきれい!)でした。結婚式には懐かしい顔がいっぱい集まりました、現在は楽器活動を休んでいる方もたくさんいましたので、これはチャンスとばかりに何人かの方に「アンサンブル南星」の活動を紹介しました。「みんな楽器が吹きたいのですね!」、ほとんどの方が興味を持っていただきました。もちろんすぐに活動できるとは限りませんが・・・・・いろいろと、社会的に制限がありますが、2~3人の方が次回の練習を見学(吹きに)来ると約束してくれました。活動を続けていくと、いろいろな輪が広がっていきます。それはまた仕事のつきあいとは違う、人生(少し大げさではあるが)大事な「友達」のような気がします。吹奏楽 \(^o^)/ バンザイ!

H10.5.16
合奏練習28名参加、課題曲、自由曲。ほぼ1カ月ぶりの合奏練習です。いきなり28名もの出席があり、あまりの順調さに不安さへ感じます。クラに3名、サックスに1名初参加がありましたが、ほとんど主婦の方々です。子どもが3人とか、1人とか、うれしいですね!そんな方々を大歓迎する団体でありたいと思っています。・・・・しかし演奏は、「うーん大変だ!」人が多くなると、なんといっても音(ピッチ)が合わなくなる、まだまだリハビリ中の方々がいっぱいだから仕方ないが・・・「まーいいか!」何もかも完璧とはいかないものだ、これからの発展に期待しよう。あとコンクールまで練習機会も少ないが、『できることをみんなで一生懸命しましょう。』 話は変わって、練習後、役員会(飲み方?)を開催いたしました。昨年度の決算、本年度の予算が事務局の「しーやん」より発表がありました。なんとか、みんなの協力で成り立っています。(ほっとしました。)

H10.5.30
合奏練習18名参加、課題曲、自由曲。月末の最終土曜日ということもあってか、参加者が少ないでした。仕事との両立、皆さんがんばってください!さて、練習内容は「う~ん、まだまだ…」ですが、いくぶん落ち着いてきたようにも思います。本日よりバスクラ(主婦)の参加があり童夢(課題曲)の始めがやっと曲になりました。メデタシメデタシ!練習後、第一回アンサンブル南星の「総会」を開きました。昨年度の決算、今年度の予算の承認を受け、新役員の指揮者に私(odaboo)が追加されました。また今年度のコンクールは、小田原が指揮をすることとなりました。(団長みずから指揮者とは、ちょっと気も引けますが…・やるからにはがんばります。団員の皆さん応援よろしく)さーあと4~6回しか合奏練習がない、よーし!気合だ!

H10.6.13
本日、吹奏楽コンクール代表者会議がありました。出演順が決まり8団体中(今年は一気に増えました!)5番目の出番です(1南薩2創価学会3鹿屋市民4GEM5南星6宮之城7緑8JSB)参加団体も増えて一般の部も活気が出てくるのではないでしょうか、わくわくします、参加団体のみなさんがんばりましょう!
合奏練習23名参加、課題曲、自由曲。練習がなかなか、思うようにいきません。2週間隔の合奏ではやはり「壁」を感じます。もちろん少しずつは進歩するのですが、毎回同じ繰り返しのような・・・・指揮者である私が元気を出さなくてはいけないのですが、今が踏ん張りどころなのかな?皆さんいろいろな環境で仕事をし音楽を楽しんでいます。目指すは、楽しい雰囲気の中での「真剣な合奏」ですが、まだまだ私の指揮者としての力量不足をひしひしと感じてしまいます。「南星」としての団の方向性は間違いなく進歩してきていると思います……・あまり気負ってはいけませんが、もう一度気を引き締めなおして取り掛かります。

H10.6.14
課題曲講習会に参加、モデルは神村学園高校、講師は小長谷宗一先生でした。初めて生演奏の課題曲「童夢」を聞いたのですが「フル編成で聞くと、良い曲だな!」と感想を持ちました。もちろん講習の内容もすばらしく、80分と時間は短いでしたが、バンドが上達する様子がはっきり感じ取れました。やはり「指導者の力量はおおきいなー」と感じました。

H10.6.22
今年度の吹奏楽コンクール鹿児島県大会「一般の部」の自由曲と課題曲の情報がありましたのでよかったら覗いてください。都合により、南薩吹奏楽団は出場しないとのことで参加団体は7つになりました。
ユーフォに内さんが参加するとの情報がありました。内さんも仕事はとにかく、小さな子供が3人でいろいろと大変な中での参加です。最近「ニフティ」の吹奏楽の会議室で子供を育てながらの活動が如何に大変かという書き込みがありました。その中に「本番が近づくと子供が病気になる・・・・」との内容がありました、まったく同感です。子供はとにかく音楽を一生懸命するとどこかに無理がきます、夫婦の中も危なくなります (^_^;) みなさん理解のある環境、まわりの方々(夫婦・親子)に感謝を忘れないように・・・私もです。

H10.6.24
本日、鹿児島県吹奏楽連盟の平成10年度の行事予定表を掲載いたしました。我「アンサンブル南星」はコンクールと11月のフェスティバルに参加予定です。誰かアンコンにも出ないかな?まだ無理かな・・・・でも出てほしいな~

H10.6.27
合奏練習28名参加、課題曲、自由曲。あとコンクールまで1ヶ月となりました。本日よりユーフォの参加があり合奏がぐっと締まってきました。やはり編成的に楽器がそろうことは大事ですね、今までなかった音が入るだけで演奏に幅がでてきて気持ちもぐっと盛り上がります、合奏が楽しいな~ (^。^)・・・しかし個人的には、”テンポの問題”などいろいろと考えなければいけません。コンマスが一言「問題は、初めのテンポ次第だな~」とぽつりと、odabooは思うのでした「責任重大!よーし、あとはハッタリだ! ^_^; 練習が終わって、いつものように「MEGUMI」へ直行しました。飲みながらいろんな話が出ます「あーだ、こーだ」と。皆が一丸となってがんばっています。コンクールへの取り組みとしても試行錯誤ですが、あと1ヶ月となり、とにかく今は突き進むしかありません! 結果とかでなく、過程を大事にして、そして演奏を楽しく自己満足できるように。あと4回の練習、後悔しないようにがんばりましょう!

H10.7.04
合奏練習27名参加、課題曲、自由曲。本日よりファゴット奏者の参加がありました。この方も大学時代に吹いて以来7年ぶりのカムバックとの事です、うれしいですね!そのような方が増えてきて、楽器も新調されたみたいで、「アンサンブル南星再生工場?」ますます元気です。それにしても、木管低音は充実してきました。A.Cl・B.Cl・B.Sax・Fag すばらしいですね、しかし金管が集まりません、とくにTp・Tb・・・^_^;
さて、曲の仕上がり具合ですが、「だいぶまとまってきたのでは?」と思っています。(実は私だけだったりして)ただ、皆さんの演奏にむらがあります、部分的には上手に演奏するのですが曲を通して演奏すると、まだまだとなります・・・1つには持久力・基礎力の問題もありますが、今一つ曲の解釈(思い入れ)に差があるようにも思います。もちろん指揮者である私の問題も大きいのでしょうが、あと3回、感動を求めて!

H10.7.11
合奏練習26名参加、課題曲、自由曲。残念なことに、私の友人(高校時代の吹奏楽仲間)が南星に参加する予定でしたが都合でできなくなりました。家庭と仕事の関係で・・・・「う~ん、残念!」あらためて現実の厳しさを感じます。友人も参加できる環境になることを期待しています。
さて、コンクールまであと2週間となりました。今日の練習においてテンポの問題が浮上してきました。私の指揮に問題があるのでしょうが、速くなったり遅くなったりと変な癖になっているようです。今更しょうがないような気もしますが、テンポの問題は私が思っているより深刻なようです。『今一度、基本に返ってがんばろう!』・・・・・ところでトロンボーン吹きがいません、しょうがないからユーホで代奏をしなくてはいけない状況です。パート間の人数の調節難しいですね、「お~い、トロンボーン吹きや~い!」

H10.7.18
合奏練習33名参加、課題曲、自由曲。トロンボーンが3人そろいました (^。^)V  本日の練習は金管がはじめて全員そろい(全体では6名欠席)気持ちよい合奏ができました。指揮をしていて皆が気持ちよく曲を吹いているのがよく伝わってきます・・・気持ちよすぎて表現(音量)オーバーな部分もあるようですが (^_^;) でも「まーえーが!」てな感じでイケイケドンドン的な演奏です。時間的な問題もありますが、細かい部分は目をつぶり(実は見えないのですが・・)なるようにしかなりません。あと1回の練習、ここまでくれば後は「当日全員がそろって、気持ちよく演奏できますよう!」・・・・しかしodabooは「後1週間か、うーん、緊張するな~実は自分が一番ビビッテいたりして・・・」

H10.7.25
合奏練習37名参加、課題曲、自由曲。コンクールまで最後の練習、今日の欠席3人でした。結局本番まで全員がそろうことありませんでしたが・・・本日初めて打楽器がそろいました、今までない音が出ると気分的にも盛り上がります、気持ちよい練習ができました。自己満足おおいに結構!(^。^) イケイケでがんばります。『早く明日が来ないかな、さあ明日は南星の初舞台だ!』

H10.7.26
コンクール当日!あいにくの悪天候でしたが、気分は晴天です。あっという間に本番を迎えました、演奏はとても満足できるものでした。棒を振っていて、こんなに気分のよいものとは! 団員いわく「一番気持ちよさそうなのが指揮者だったのでは?」・・・演奏後の皆の笑顔を見て、本当に満足しました。自己満足的な演奏でしたが、そんなバンドですからそれで良いのです。コンクールの結果(銀賞)には満足しているわけではありませんが(今後の目標にします)演奏には充分満足「楽しい初舞台でした!」 
今日がスタートです、あらためて今のバンドの方向性に確信を持ちました、演奏活動に取り組む姿勢、コンクールに対するチャレンジ精神、そしてなによりも「自分たちが楽しむ」そんなバンドを追求していきます。